2021.08.16

心と体の痛みをほっと癒す「貼り薬」のような人  元仙台市議・ふなやま由美

心と体の痛みをほっと癒す「貼り薬」のような人

 2016年10月20日、参議院経済産業委員会室に友さんの力強く響く声がありました。
 「原発事故さえなければ失われなかった命があり、当たり前の暮らしがあった。福島県民がどれだけ苦しんできたのか分かりますか」の初質問に涙が流れました。「あ~この人を国会に押し上げて本当に良かった」東日本大震災・原発事故で被災した多くの方々や国民が実感した瞬間です。
 東日本大震災・原発事故で苦しむ福島の地で懸命に被災者支援活動に取り組み、「ふるさと返せ、生業返せ」と国と東電の加害責任と完全賠償、現状復帰を求め立ち上がる被害者を励まし勇気づけ、国会前行動で原発ゼロを訴え続けてきた友さん。
 友さんのバイタリティあふれる行動の根っこにあるのは、意思の強さと優しさ、そして自らが大震災と放射能汚染の脅威に震えた体験、ともに乗り越え希望ある未来をつくりたいという強い決意があるからではないでしょうか。
 宮城県丸森町への大規模メガソーラー建設問題では「環境アセス逃れを許さない」と現場の住民の声を突きつけ国の姿勢を変えさせました。再エネの名で大企業が森林伐採や住環境壊す乱開発にズバリ切り込み、原発ゼロと持続可能なエネルギー政策に精通する議員です。

 普段の友さんは人懐っこい笑顔で誰とでもすぐ友達になれる気さくな人。相手をいたわり優しい気づかいができる人。友さんとおしゃべりしていると、なんだか肩の力がす~と抜けて心地よくなる不思議な魅力があります。
 国会では「ジャンヌ・ダルク」のようなカッコよさがあり、身近には心と体の痛みをほっと癒す「貼り薬」のような人?友さん、ごめん。うまく表現できません。これからの活躍を益々期待するとともに、私も一緒にがんばります。