北海道コラム

2018.07.16 北海道コラム

カジノ優先の政権は退陣に

 西日本を中心に大きな被害をもたらした豪雨。党国会議員団は、全議員で対策本部を立ちあげ、駆けつけた現場から省庁とのやり取りをするなど、救援に全力をあげています。集いで訪れた岩手県宮古市では、スーパー前で行った救援募金に、多くの方が協力してくれました。なかには小銭入れをひっくり返していれてくれる方もありました。

 宮古市は東日本大震災津波の被害に加え、一昨年の台風でも甚大な被害が。「広島や岡山からも支援を受けた。避難所の様子をみるたびに、7年経ってもこういう状況なのかと胸がいたい」という声が出されました。災害の度に被害支援と対策を求め前進面もあるけれどまだまだ多くの課題があります。
 6野党の党首は安倍首相にたいして災害対応に最優先で取り組むことを申し入れ、衆・参両院で決議をあげました。しかし、国会は災害最優先とはいえない大問題があります。災害のさなかに参院内閣委員会で、カジノ法案の審議が強行されているのです。これに出ている石井国土交通大臣は、復興の陣頭指揮をとるべきなのに「国会の要請を受けているから」と無責任な発言を繰り返し、広島での川の氾濫を「ニュースで知った」というありさまです。
 カジノより災害対応に最優先で取り組め!こんな政権に国民の命や暮らしを任せておけません。退陣に追い込むしかありません。