しんぶん赤旗コラム

町田知事誕生へ尽力

 福島県知事選挙が告示されました。「新しい県政をつくる会」からの要請に応え、町田かずし党県委員長が立候補しています。
 東日本大震災と東京電力福島第1原発事故から7年7カ月。安倍政権が進める「福島切り捨て」と、「復興」押しつけに県民がどれほど苦しめられているか。
 大問題になっている汚染水。国は海洋放出ありきで処分を進めようとしていますが、多核種除去装置を通しタンク保管されている汚染水の8割に基準値超えの放射性物質が含まれていたことが明らかになり、怒りが広がっています。
 「汚染水を海に流すな」と、知事に言ってほしい。原発事故前は、「家族が東京電力で働いているから、原発のことは言えない」と言われることもありました。けれども事故後は「原発が安全だというのはウソだった。故郷が奪われ、家族はバラバラ。自分と同じ思いをもう誰にもしてほしくない」という声を聞いてきました。
 福島県からこそ「日本のどこにも原発いらない」との発信を。県民の立場で国と東京電力にハッキリものが言えるかどうかが問われています。
 町田かずし候補ならこの願いを実現できます。同い年でともに活動してきました。「情熱の40代」というキャッチフレーズがピッタリです。町田知事の誕生で、原発事故を終わったことにする安倍政権にノーの審判を。私も力を尽くします。