私にとって初めてとなった臨時国会を怒りのなかで終えました。自民・公明与党と維新は、TPP、年金カット法、カジノ解禁推進法を通すために会期を延長しました。いずれも反対の声が大きく、世論調査でもなぜこんなに成立を急ぐのかという声があがっていました。この国民の声を踏みにじってTPP、年金カット法が可決され、12月15日未明、会期を再延長させてまでカジノ解禁推進法が可決されました。このカジノ法、衆議院での審議はたった5時間半。参議院では委員会の場にこれまで一度も話がなかった修正案が出されるなかで強行されました。日本共産党は最後まで徹底した論戦を行いました。
もっと大きくなりたいと強く思いました。解散総選挙が間近と言われる情勢ですが、日本共産党を大きくしていただくことが野党共闘を確かなものにする力となり、国民の声を踏みにじる政治を変える力になります。
13日に行われた札幌の演説会で、来るべき総選挙にむけて発表された比例二次候補、小選挙区候補のみなさんと壇上にあがり、畠山和也衆院議員とともに訴えました。雪で足元の悪いなか多くのみなさんが足を運んでくださり、熱気あふれる演説会でした。みなさんの思いに何としてもこたえたい。
臨時国会ではみなさんからいただいた議席をいかして4度の質問の機会をいただきました。国会論戦でも運動でも引き続き奮闘するとともに、総選挙での勝利めざしてがんばります。
「国会かけある記」(北海道・民報 12月19日掲載)