北海道コラム

2019.11.25 北海道コラム

強まる野党の共同

 季節は本格的な冬に向かっていますが、国会は「桜」の話題で持ちきりです。事実を明らかにしてきた野党追及チームは、メンバーを増員して「追及本部」に格上げされることになりました。野党が一緒にチラシを作成したことも画期的です。首相が出席する予算委員会で真相を明らかにしなくてはなりません。
 桜を見る会の追及はさまざまなところに変化を起こしています。田村智子参院議員がメディアの人たちからこんな話をされたと言います。「自分たちは桜を見る会に参加していたのに、これを異常だと思わなかった。政権チェックが緩んでいたのではないかと反省している」と。報道が止むことなく行われている理由はここにもあるのかもしれません。
 省庁も省庁分の招待者リストを明らかにしました。政治の私物化に関与させられていることへの怒りがあるのではないでしょうか。
 野党の共同は消費税増税をめぐっても広がりつつあります。国会で「消費税5%への緊急減税で経済を立て直す・各界懇談会」が行われ、参加しました。消費税増税がいかに生活と生業に深刻な打撃を与えているか、参加された方々の発言で明らかになりました。嬉しかったのは、立憲民主党から初鹿衆院議員が、れいわ新選組から舩後参院議員が参加しあいさつしてくれたこと。
 増税を押しつける一方で税金を私物化する安倍政権に怒りの声が次々寄せられています。安倍政治を終わらせて新しい政治の実現を。私も力を尽くします。