日本共産党東北ブロックと北海道ブロックの政府交渉(26~28日)に参加しました。
地方議員や総選挙の比例・小選挙区候補のみなさんが地域をくまなく歩き、多くの声を聞いていることを実感しました。
交渉で住民の声を聞こうとしない政府の態度に「現場でこういうことが起きているんだ」と、政府に事実を突きつける姿は力強い。
福島県の要望に「原発事故をうけておこなわれているコメの全袋検査の継続を国の責任でおこなうこと」という項目がありました。
先日JA福島中央会にうかがったときに「全袋検査があるから扱ってもらえる。期限を決めずに継続してほしい」と要望を聞いたばかりです。農家のみなさんが継続を求めています。
これに対して、農水省の担当者が「検査をすることで風評被害が広がるという意見もある」と、農家の願いを踏みつけにするとんでもない発言が飛び出しました。
私たちは「撤回するべきだ」と厳しく抗議。高橋千鶴子衆院議員が担当者を呼び、激しいやりとりをした結果、政府側は「県の判断を尊重する」と述べました。
国が原発事故を終わったことにしようとしている姿勢がはっきり現れた交渉でした。
政府交渉の成果は今後のたたかいにも生きてきます。引き続きみなさんと力を合わせて全力で頑張ります。