怒りのなかで通常国会が閉会となります。強引な会期延長で、自民党の党利党略でしかない「参議院選挙制度改革」を成立させ、豪雨災害の対応よりもカジノ法案の審議を優先させるという暴挙を行いました。
その結果、豪雨災害が広がるなか、カジノ担当大臣であり、国土交通大臣である石井啓一大臣が、広島県内の川の氾濫を昼のニュースで知るという事態にもなりました。誰もが「カジノなんか審議している場合ではない。救援・復旧が最優先だ」と、いてもたってもいられない思いだったはずです。
隠ぺい、ねつ造、改ざん、セクハラなど、安倍政権は疑惑にフタをしたまま悪法を次々強行させてきました。そのたびに怒りと悔しさでいっぱいでした。けれども、安倍政権の暴挙を許さない市民と野党の共闘も大きく広がってきたのが今国会だったと思います。
19日、参院内閣委員会でカジノ法案が強行された直後、怒りが冷めやらぬままに向かったのは総がかり実行委員会の国会前行動でした。「安倍政権は今すぐ退陣!」と、集まった方々と野党が力いっぱいにコール。
ここに政治を変える希望があります。市民と野党の共闘を発展させるために党を大きくしたい。この間、入党決意の場に立ち会ってきました。「社会を変えたい。自分も何かしたい」、この決意とともに私も頑張りたいと思います。