しんぶん赤旗コラム

政治を変える思いこそ希望

 参院選は最終盤です。「少ない年金でやっと暮らしている。消費税上げられたら生きていけない」「娘が近くに住んでいる。イージス・アショアはやめさせて」「この地域でも戦争で亡くなった人がいる。戦争だけはダメだ」「人口減少は農業を壊してきたから。農業を守ってほしい」。どこでも切実な願いと期待が寄せられています。この願いを実現していく選挙です。
 18日に秋田の6ヵ所の街頭から訴えたところ、合わせて200人の方が熱心に聞いてくださり、「一緒に頑張ろう」とみなさんから声をかけられました。
 候補者のみなさんの大奮闘にも胸が熱くなります。野党統一候補のみなさんが、共産党の演説にうなずき、「そうだ!」と拍手してくれる。共闘は確実に前進しています。みんなが同じ思いでたたかっている。政治を変える希望はここにあります。
  選挙中、党は97回目の創立記念日を迎えました。命がけで反戦平和を貫いてきたことの重みを改めて感じます。国民が主人公、男女平等などを戦前から掲げ、たたかってきました。この党を大きくしたい。ひとり一人が政治を変える力を持っています。みんなで政治を変えるときです。