北海道コラム

2021.08.30 北海道コラム

函館市の地域活動に触れて

 先日うかがった函館での「熱くもえる!女性のつどい」。いつものように、おいしいお菓子におしゃべり、歌って踊って、パワーチャージとはいかないけれど、心のなかに怒りと決意の熱い思いが灯るつどいだったと感じています。
 コロナ禍で観光業も飲食店も水産加工なども大打撃。そのもとで、派遣や非正規で働く女性たちの解雇などが相次いでいるけれど、「コロナだから仕方ないではすまない」という発言に頷きました。市民のみなさんの実態をつかみ、具体的な提案をしている日本共産党函館地区委員会と市議団の市への申し入れが12回も重ねられていることや、生理の貧困に取り組んだり、年金の引き下げを許さないと市民のみなさんが運動を積み重ねていることは心強い限りです。さらに、医療現場の方から国民の命を守るために「5つの提案」を実現したいとメッセージが寄せられ、この思いにこたえるために総選挙で勝利したいと改めて思いました。
 タイミングが合って「バイバイ大間原発はこだてウォーク」に初めて参加することができました。「イカもマグロも怒ってる」「大間原発大間違い」など、シャレの効いたコールはアピール力抜群です。毎月行われてきたこうした運動が、原発ゼロを願う大きなうねりをつくってきました。原発に固執し、脱炭素を口実に原発再稼働を進める菅自公政権を、今度の総選挙で終わらせて、原発ゼロを実現する政府をつくりたい。この決意も新たにしています。