しんぶん赤旗コラム

生きた運動と論戦

 先日、高橋千鶴子衆院議員と豪雨による甚大な被害があった青森県下北へうかがいました。千鶴子さんはすでに発災直後に現地に駆けつけていて、橋の崩落で多数の方々が孤立した風間浦村で村長さんからの要望も聞いていました。「すぐに来てくれてありがたかった」という声が、どこでも寄せられました。
 千鶴子さんが内閣府に求めたこともあり、8月に全国で起きた豪雨災害が一連のものとして激甚災害に指定されることになりました。災害のたびに、運動と国会論戦が切り開いてきたことが生きています。
 山形県や宮城県のつどいでも災害に関わる問題が出されました。山形県では、昨年の水害による被害額が統計を取り始めてから最大となったことが分かっています。宮城県では、東日本大震災による災害公営住宅の収入超過問題で運動が広がっていると話がありました。どの問題も現地のみなさんの声と運動とともに、千鶴子さんはじめ国会で取り上げてきたことです。
 胆振東部地震から6日で3年になります。はたやま和也前衆院議員が被災地に毎月通い、その後も足を運んで、生活と生業(なりわい)の再建、その時々の寄せられた願いの実現へ、地元の議員のみなさん、党員のみなさんと力を合わせてきました。
 困難のあるところに日本共産党の姿があることはコロナ禍でも同じ。総選挙での躍進へ力を尽くします。