経済産業委員会

超小型風力発電支援を 再エネ拡大を後押しへ(経済産業委員会)

2019年5月9日(木) 参議院経済産業委員会 特許法等改正案
「町工場の小型風力開発と、特許・意匠の審査体制について」

 日本共産党の岩渕友議員は9日の参院経済産業委員会で、再生可能エネルギーの拡大に向け、町工場による超小型風力発電機の開発を補助金等で後押しするよう求めました。

 岩渕氏は、東京都大田区蒲田で十数社の町工場が共同開発する超小型風力発電機を紹介し、「出力30~100ワットで一般家庭のベランダや屋上にも設置でき、公共施設では災害時の活躍が見込める」と強調。開発にあたり資金面で困難が生じている実態を語りました。
 また、昨年7月の改定エネルギー基本計画では2030年度の電源構成比率で風力は1.7%にすぎないとし、「基本計画で再エネの『主力電源化』をうたうなら、あらゆる施策を総動員すべきだ」と指摘。福島沖の大型洋上風力発電の実証事業には1機に150億円超の国費が投入されているとして、「蒲田のような超小型を含む小型風力発電機の開発にも補助金などの後押しが必要だ」と訴えました。世耕弘成経産相は「新しい産業の創出に資する。小型風力も応援したい」と述べました。

 岩渕氏は、洋上風力発電の重要性に触れつつ、「沿岸から3キロもないところへの設置計画もあり、住民の不安が高まっている」と指摘。設置のための協議会など地元住民の意思を尊重するよう求めました。世耕経産相は「必要な地元関係者も参加できる」と答えました。


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主な国の技術貿易収支の推移質問資料2 日本の技術貿易における親子会社間取引の比率
質問資料3 主要5庁の意匠審査官の人数質問資料4 日米欧中韓における審査官数の推移
質問資料5 日米欧特許庁の審査官一人あたりの1次処理件数


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