「国葬反対」「国葬ではなく国会を開け」―こんなコールが沸き起こった8月31日の国会前大行動。主催した総がかり実行委員会の発表では参加者は4000人。これだけの市民が国会前に集まるのは久しぶりのことです。大いに励まされました。
街頭で訴えていても「国葬反対」への怒りが寄せられます。こちらをじっと見つめる方、「署名をやりたい」と声をかけてくださる方も。市民の運動や「国対ヒアリング」などを受けて、当初は総理出席を拒否していた議院運営委員会での閉会中審査で総理が説明すると言い出しました。いつもなら「国会が決めること」と言って逃げるのに、自分の言いたいことだけ言って、説明したと強行しようとする。これほど国民をないがしろにするやり方はありません。中止へと追い込むためにみなさんと声をあげていきたい。
国会で議論しなくてはならないことが山積みです。8月31日、災害特別委員会の理事懇談会で、8月3日から続く大雨の被害の実態について省庁から説明をうけ質疑を行いました。ところが、理事懇談会ということで公開もされなければ議事録もないのです。委員会の開催を求めると、他の委員からも「その通りだ」と意見が出ました。
胆振東部地震から4年。現場の声や運動と結んだ国会論戦で、災害による被害から生活と生業を再建するための対策が拡充されてきました。さらなる拡充へ力を尽くす決意です。
北海道コラム