初めての質問を無事終えることができました。経済産業委員会での大臣所信に対しての質疑。国会議員が増え、委員が2人になったことで質疑時間も大きく増えました。
テーマは「福島原発事故をめぐる避難指示解除と賠償の問題について」。最後にオール福島の願いである第二原発廃炉と原発ゼロの政治決断を求めました。避難指示の解除が次々進められていますが、住民の不安や実態に寄り添ったものではありません。賠償をめぐっては値切りや打ち切りが進められ、農林業の損害賠償も打ち切りとしか思えない案が示され、関係団体から撤回の声があがっています。東京電力に対して賠償打ち切りをやめるよう厳しい指導を迫りました。質疑後世耕大臣から「決まった答弁しかできなくて…」と声をかけられました。大臣が準備された答弁に終始したのは福島の深刻な実態を否定できないからに他なりません。
国会はTPPをめぐって緊迫した情勢です。山本農水大臣の国会軽視の相次ぐ暴言、徹底審議せずに強行しようとする安倍政権は許せません。畠山和也衆院議員を先頭に、TPPの危険性をさまざまな角度から明らかにする論戦が行われています。国会前では連日座り込みが行われ、議員会館にも聞こえる抗議の声が背中を押してくれています。TPP批准を許さない!みなさんとがんばります。
しんぶん赤旗 北海道・東北のページ 11月6日掲載