しんぶん赤旗コラム

国会と「赤旗」の連携

 国会は「桜」の話題で持ちきりです。エレベーターでは、自民党議員からも「共産党、大注目だね」と声をかけられます。街頭でも国民には消費税増税を押しつけて、台風・豪雨被害で多くの方が大変な思いをしている時に、「税金私物化は許せない」と怒りが次々に寄せられます。
 質問した田村智子参院議員は、この質問を内閣委員会で質問する予定でした。2人の大臣が政治とカネの問題をめぐって辞任したにもかかわらず、安倍首相は説明責任を果たさないままです。
 野党が結束して求める中で集中審議が行われることになり、予算委員会で安倍首相に直接ぶつけることに。当日はテレビなどもほとんど取り上げませんでしたが、野党議員が「党派を超えて数年に一度の素晴らしい質問」とSNSで拡散し、マスコミが取り上げるようになりました。野党共闘が大きな力を発揮しています。

11月16日、福島県須賀川市で街頭から訴え

 もう一つ忘れてならないのが、「しんぶん赤旗」の取材力です。首相の地元、山口県での取材を丹念に行い、「桜を見る会」が安倍後援会の一大行事になっていることを突き止めました。連携プレーが安倍首相を追いつめています。
 野党追及チームは、来週にも「追求本部」に格上げし、結束して総力をあげます。
 安倍首相は予算委員会で真相を明らかに。徹底的に追求するとともに、こんな政治はもう終わりにするために私も力を尽くします。