しんぶん赤旗コラム

草の根と連帯大切に

2020年5月9日
連休中、私の地元の党支部で活動する方が急逝されました。あまりに突然のことで驚くとともに残念でなりません。亡くなる前日、冊子「新型コロナQ&A」をポスティングされていたとのこと。住民の苦難に寄り添う活動に最後まで力を尽くされていました。
同じ思いで、畠山和也さんやふなやま由美さん、地方議員のみなさんが現場に足を運んで実態や要求をつかんでいます。党支部や事務所などにも要望や問い合わせが来ていると聞いています。寄せられた要求をもとに自治体を動かし、国会と連携して実現させる事例もあります。日本共産党の草の根の力の頼もしさを改めて実感する日々です。
市民の声と運動、これと結んだ野党の共同が政治を動かしています。中小・小規模事業者が当初から求めていた家貨やリース代など固定費の補助。収入がなくても毎月支払わなくてはなりません。維新を含む野党が家賃支援法案を共同で提出。こうした動きに押され自民党もようやく支援策をまとめました。雇用調整助成金の助成率が引き上げられ、上限の引き上げも検討されています。
「アルバイトの収入がなくなった」「学費が払えない。このままでは退学するしかない」など、学生たちの訴えをうけ、学生支援法案を野党がまとめました。連帯を大切にしながら声をあげる市民のみなさんと力をあわせ、私も奮闘する決意です。