北海道コラム

2018.10.15 北海道コラム

選挙勝利へギアチェンジ

 翁長前知事の遺志を継いで辺野古新基地建設反対を訴える玉城デニーさんが、官邸丸抱えの相手候補に勝利した沖縄県知事選挙。先日、デニー新知事が国会の日本共産党控室にあいさつに来られました。議員団は嬉しさ爆発。拍手と歓声で迎えました。14日投開票の沖縄県豊見城市長選挙でも、「オール沖縄」の山川仁市長が誕生。沖縄県知事選挙の結果は、市民と野党が本気の共闘を行えば、安倍政権を倒すことができるという展望を示しました。民意を踏みにじる政治はもう終わりにしたい。

 13、14日に行われた第5回中央委員会総会では、当面するたたかいの最大の課題として、安倍九条改憲阻止と来年10月の消費税10%増税中止を提起しました。その翌日、安倍首相は自衛隊観閲式で9条に自衛隊を書き込むと言い、消費税増税方針を表明しました。いよいよ臨時国会も開会となります。民意を踏みにじる安倍政権に、世論と運動、共闘の力で対決していく正念場です。
 5中総では、紙智子参院議員と畠山和也前衆院議員が、北海道地震での党の奮闘と参議院選挙勝利の決意を発言しました。「使える制度はすべて使う。制度になっていなくてもあきらめず切り開いていく」。現場の声を誰よりも聞き、その願いがどれだけ切実なのかが分かるからこその決意。この決意にこたえたい。
 統一地方選挙・参議院選挙勝利へギアチェンジを。安倍政権を倒し、自民党政治を終わらせるときです。