北海道コラム

2020.06.22 北海道コラム

国民のみなさんと共に真相を明らかに

 通常国会が閉会しました。新型コロナウイルスをめぐる問題が山積するなか閉会させてはならない。しかも、閉会日の翌日、現職の国会議員夫妻が買収容疑で逮捕されました。前法務大臣の逮捕であり、自民党提供の1億5千万円のうち1億2千万円が政党助成金であることも明らかとなりました。安倍首相の責任が厳しく問われています。予算委員会の集中審議で総理自身が説明すべきです。
 野党が求めた年末までの会期延長を与党は拒否。しかし、閉会中に関係委員会を開催することを約束させました。野党合同ヒアリングなども引き続き開催されます。
 閉会中審査のトップをきって、経済産業委員会が開催されることになりました。私も25日に質問します。
 この間、持続化給付金の問題を質問の機会があれば必ず取り上げてきました。売上が前年同月比で50%以上減少していることが申請要件ですが、「あと数百円足りずに申請できない」「49%減少しているのに」といった声が寄せられています。政府の都合ではなく、事業者の実態にあわせた給付が必要です。一方で、不透明な業務委託に、事業者の命綱である給付金を政権と距離が近い一部の企業の食いものにするのかと怒りの声が上がっています。この問題も真相を明らかにさせなくてはなりません。
 検察庁法改定案の廃案や、イージス・アショアの配備を停止など、国民の声が政治を動かした国会でもあります。引き続き、みなさんと声をあげ続けます。