北海道コラム

2020.06.01 北海道コラム

国民の声が政治を動かす

 国会内の集会で、紙智子議員とともに、種苗法改定案の審議は行わないように求める署名、ジェンダー平等を求める署名をうけました。広い会議室で、参加者が多くならないように、時間も短めになど、配慮しながらの集会。こうした集まりは久しぶりのことです。お互いに言いたいことがたくさんあって、つい話すぎてしまいます。この間、インターネットを使った会議や集会に参加してきましたが、顔をあわせて思いを交流しあうのはやっぱりいいなと思います。
 食健連・農民連のみなさんからうけた種苗法の署名は、2万人を超えて全国から集まりました。農家に認められてきた自家増殖の禁止が盛り込まれており、私のところにも「種苗法の審議はいつから行われるのか。果樹農家が怒っている」といった声が寄せられ、ツイッターなどで中止を求める世論が広がり、審議入りを許さない力になっています。今国会での審議を断念させ、廃案に追い込むために頑張りたい。
 ジェンダー平等を求める署名は、婦団連のみなさんが毎年続けてきた署名です。昨年よりも多くの署名が集まり、16万人分を超えました。積み重ねられてきた運動が力となって、ジェンダー平等の実現を求める声はいまや大きな世論になっています。
 検察庁法改定案の強行を断念させ、コロナ対策を前進させるなど、国民の声が政治を動かし、切り開いてきました。引き続き、みなさんと力をあわせて頑張ります。