北海道コラム

2021.01.18 北海道コラム

核兵器廃絶の先頭に立つ政府を

 日本製紙釧路工場の撤退方針をうけ、紙智子参院議員、畠山和也前衆院議員、石川明美7区予定候補、釧路市議団と調査を行いました。釧路工場は操業100年。現在、直接雇用250名、関連会社250名、協力会社100名、家族を含む関係者は約2000人にのぼります。雇用や地域経済への影響はもちろん、子どもたちへのアイスホッケー指導、町内会の役員などあらゆるところに影響があり、地域との関係がいかに密接か分かります。
 再考を求める署名には日本共産党も参加。2週間で8万筆が集まり、子どもたちも協力したといいます。日本製紙は市民の声や署名をうけてなお方針を変える気はないとしていますが、一方的な方針であり、企業の社会的責任を果たすべきです。現地の声を聞きながら、力を合わせることができたらと思います。
 1月22日に核兵器禁止条約が発効することをうけ、北海道被爆者協会の方々との懇談も行いました。2区の平岡だいすけ・3区の伊藤りち子・5区の橋本みか予定候補も合流。うかがったノーモア・ヒバクシャ会館は、なんとJR「平和駅」の真ん前。資料展示も行っているのは、全国的にもめずらしいのではないでしょうか。被爆者の方を先頭にした運動が世界を動かす一方、唯一の戦争被爆国でありながら背を向け続ける日本政府。総選挙で核兵器廃絶の先頭に立つ政府をつくりたい。
 いよいよ通常国会が開会しました。国民のいのちとくらしを守るために力を尽くします。