北海道コラム

2022.03.07 北海道コラム

世界は侵略戦争を許さない

 志位和夫委員長を弁士に行われた演説会。多くの方がオンラインで視聴しました。会場にはスクリーンが準備され、「やさしく強い経済」の提案や、「安保条約」「自衛隊」「共産主義」など、党への疑問に答えた「はてな」リーフの中身を映し出して志位委員長が解説する新たなスタイル。参加していた若い人が「5つの提案が分かりやすかった。働いている人たちにも響く内容じゃないか」と感想を寄せました。党の提案や党そのものについて大いに語っていきたい。
 演説会直前、札幌駅前で行われたロシアによるウクライナ侵略に抗議する行動に駆けつけ、ウクライナやロシア出身の人も参加しました。犠牲者や難民が増え、人が暮らす街が壊されていく。いてもたってもいられない気持ちになり、「戦争反対」の意思を示したいと思ったからです。しかもロシアが原子力施設を攻撃。原子炉を直接攻撃しなくても、外部電源が失われれば、東京電力福島第一原発やチェルノブイリ事故を上回る被害になることは明らかであり、「核兵器を使用したのと同じ」と厳しい批判も行われています。
 プーチン大統領の蛮行の一方で、「戦争反対」という声が、日本でも世界でもロシア国内でも広がっていることに胸が熱くなります。世界は侵略戦争を許さない!
 同時にこの機に乗じて、自民党議員や維新の会が「核共有」の議論、憲法9条の改悪を進めようとしていることは許せません。彼らを追い詰める声を大きくしていきたい。