2024.09.30 国会かけある記
自民党の新総裁が石破茂氏になりました。決定直後に受けた地元紙の取材で、記者が裏金議員の公認問題について「後退しちゃいましたよね」と言っていたのが印象的でした。当初の威勢のよさはどこにいったのか、次々に発言が変わっています。
新閣僚の顔ぶれをみても、これまでのように女性はごくわずか。石破氏は、「日米同盟を米英同盟並みに引き上げることが私の使命」として同盟強化とアジア版NATOの創設まで主張し、経済政策で岸田路線を継承するといっています。結局は表紙を変えても中身は変わらない。これまで以上に悪くなるかもしれません。臨時国会で徹底的な議論が必要です。ところが早々に解散しようとしています。
能登半島では、地震に続いて豪雨災害で甚大な被害となりました。現地とオンラインでつないだ党対策本部会議では、避難所に毛布しかない、朝食と昼食がパンで夕食はお弁当などの困難な実態が次々と報告されました。二重の被災で心が折れかけている被災者のくらしや生業を支える補正予算審議が必要です。
旧優生保護法の被害者への補償法について超党派で議論が行われてきました。議論と成立は緊急に行わなければなりません。
総選挙にむけ、労働時間を短くして自由な時間を増やそう、高齢者の人権と尊厳を守ろうなど、相次いで発表した党の政策が歓迎されています。いよいよ総選挙。北海道の議席奪還へ、みなさんと力を合わせて奮闘する決意です。