北海道コラム

2017.06.26 北海道コラム

広がる怒りと民主主義求める流れ

 都議会議員選挙が始まりました。憲法違反の共謀罪の強行、加計学園・森友学園疑惑など国政の私物化、暴走する安倍自公政権に審判を下すチャンスの選挙です。日本共産党国会議員団は告示前に事務局員のみなさんも参加する決起集会を開き、総力を上げて都議選をたたかっています。

 街頭から訴えていると、こわい顔をして近づいてくる方が。怒られるかなと思っていると、「自民党支持だけれど、安倍に真剣に怒っている。この怒りをどこにぶつけたらいいのか分からないからここに来た」と話しをされました。同じような声が、自民党支持だ、公明党支持だという方から次々と寄せられます。安倍自公政権への怒りがどんどん広がっていることを感じています。
 共謀罪は、委員会での審議をすっとばして、本会議で採決するという異常なやり方で強行されました。加計・森友疑惑にフタをするために国会は閉会したい、けれども共謀罪はなんとしても通したいという、自分たちの勝手な都合で審議を打ち切り、採決を強行するなど断じて許せません。加計疑惑も新たな事実が次々と明らかになっています。
 北海道新聞が行った世論調査は、全国に先駆けて、安倍政権に厳しいノーの審判を突きつけました。市民のたたかいが世論を動かしています。民主主義を求める流れは止めることはできません。市民と野党が力をあわせて、共謀罪廃止、疑惑の徹底解明、そして安倍自公政権を退陣へ追い込みましょう。