北海道コラム

2020.05.11 北海道コラム

「#検察庁法改正案に抗議します」

 安倍首相に近いとされる検事長の定年延長を、法解釈の変更によって認める閣議決定を行ったのが今年の1月。これに合わせるために法律を変え、規定を超えてポストに留まることができる仕組みを、内閣の定めによって決めることができる法案の審議入りが、衆議院で強行されました。検察の人事に内閣が介入し、自分たちにとって都合のいい人物がとどまれるようにする。三権分立を脅かすものであり許されません。
 集まることはできないけれど抗議の声をあげようと、「#検察庁法改正案に抗議します」というハッシュタグを付けたツイートが400万件を超えて発信されました。今も発信が続き、俳優やタレント、歌手や漫画家といった方たちが発信していることも話題になっています。
 これだけ怒りの声があがっているのはなぜか。広がる「自粛と補償はセット」という声に、政府の対応はあまりに遅く不十分です。ところが、この法案は急いで通そうとする。「このコロナ禍に、国民そっちのけで何をやっているのか」という怒りなのではないか。ある俳優さんは「もうこれ以上、保身のために都合良く法律も政治もねじ曲げないでください。この国を壊さないで下さい」と発信しています。森友・加計問題、桜を見る会などを通して、こんな政治はおかしいという思いが怒りにつながっているのではないかと感じます。法案は撤回へ。みなさんと声をあげ続けたいと思います